桁外れの拡散力! 新鋭SNS「Plag**」の実態とは?
およそ1ヶ月前くらいから、Plag**というSNSを始めた。飲みに行った時にサークルの先輩から勧められたからという軽い理由なのだが、これが結構面白い。
どこが面白いのかというと、他のSNSとは一線を画したその拡散システムだ。Plag**にはフォロワーやフレンドといった概念がない。ユーザーはタイムラインにアトランダムに流れてきたポストをみて、拡散したいと思えば上に、したくないと思えば下にスワイプする。上にスワイプされたポストは自身が持つ「拡散力」に応じて拡散され、任意のユーザーのTL送られることになる*1
加えて、スワイプという簡単な動作性ゆえか、Plag**において、300人程度のユーザーにポストを拡散することは容易い。「アルファツイッタラー」でもないかぎり、この拡散力は魅力的と言えるだろう。
▲ポストは300人程度のユーザーには簡単に拡散することができる。
つまり、どの投稿が伸びるかどうかは投稿の内容に完全に依るわけだ。ツイッターなんかだと、どうしても投稿しているユーザーのオーソリティに左右されてまう。いくら質が高いツイートをしてもフォロワーがいないことには拡散されることはないし、発信力という点では何万人もフォロワーがいる著名人にはおおよそ叶わない。しかし、Plag**において重要なのは投稿の質だけ。これは画期的なことだと思う。*2
また、Plag**運営は現在、大学ごとにコミュニティーを作ることを画策しているようだ。これが実装されれば、サークルの新歓情報や大学で起こったニュースなんかが瞬発的に学生間で拡散されることになるので、便利なツールとして浸透するかも知れない。(そのためにはそもそも多くの学生がPlag**に登録する必要があるが)
ひとつ残念なのは、いまだ黎明期といった感じで、そこまでユーザー数も多くないのことだ。そのせいか、伸びる投稿も面白い投稿というより飯テロ画像やネコ画像といったワンパターンなものになってしまっている。だが、もし今後ユーザー数が順調に増えていけば、相当面白くなる可能性は秘めている。
展望に期待である。